Teruchanち

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傍聴マニア09〜裁判長!ここは懲役4年でどうですか #9-10[終]

傍聴マニア09〜裁判長!ここは懲役4年でどうすか〜| 読売テレビ

#9

援助交際の事件。女子高生のふりしてサイトで友達に援交を勧めた鶴見@木下ほうか。しかも隠し撮りとかもしたのにお金は払わず。せこっ。この人、ろくでもない役ばっかだよなぁ。逮捕される半年前に改心したのが何故かってなって、実は待ち合わせ場所に行ったら高校生の娘が!ってオチ。可哀想なのは奥さん。
で、その奥さんに裁判見て面白がるなんて、まともな人間がやることじゃない、最低だと非難された森夫。
ヤマさんのように、他人の不幸を楽しむのが裁判の楽しみだと開き直ることもできず、自分が傍聴に何を求めているかがわからず自己嫌悪に陥る。
傍聴なんて止めて就職するという森夫に、人の不幸を笑うためだけに傍聴をしていたのかと問う美和。検事になりたいのは正義感振りかざしてるだけと言ってしまう森夫。
そんな森夫に裁判員の呼出状が届く。

#10[終]

森夫が裁判員として参加した裁判の傍聴席に、ヤマさんと美和の姿。
怪我で選手生命を断たれた社会人ラグビー選手・早川@井坂俊哉(ブレインの口下手な科警研・行動科学主任の人)。リストラされネカフェ難民になり、怪我の原因となった井口@福井博章を恨みに思い、夜中の公園でタックルをくらわせて死亡させたという殺人事件。被告は開口一番「私を死刑にして下さい」と言う。
検察は殺人罪、弁護側は傷害致死を主張。自分には裁く資格があるのかと悩む森夫は、裁判員辞退を考えるが、ヤマさんが森夫が捨てた傍聴ノートを渡し、傍聴マニアなら下世話の先にあるものをちゃんと見て来いとアドバイス
森夫は公訴事実を検証し、公園に出向いて木についた傷を見つける。それは木に毛布を巻きつけてタックルの練習をしていた跡。チームに復帰しようと練習するような人が、殺人を考えるはずはないと思う森夫。
検察官の論告求刑の直前。森夫が質問をしたことから、今までの自供とは異なる事実がわかる。早川が公園で練習をしていると酒を飲んだ井口が通りかかり、チームに戻るのは無理だとバカにする。怪我のもととなったタックルも、自分がレギュラーを獲るのに早川が邪魔でわざとやったという言葉にカッとなった早川は、思わず井口にタックルしたのだった。死刑を希望したのは、死んで彼に謝りたいから。
裁判はひっくり返り、傍聴マニアを嫌っていた裁判員の三島@飯田基祐にも、新しい証言を引き出すなんてさすがだと褒められるミラクル森夫。
三年後。森夫は就職して裁判所の施設管理か何かの主任で、相変わらず傍聴マニア。美和は星川検事の助手になってた。めでたしめでたし。
ドラマ化の話を聞いた時は、どんなことになるかと思ったけど、ドラマらしく(漫画は知らないけど)、裁判を下世話に面白がるだけではなく森夫の成長物語になってたし、最後はいい話で締めたなぁ。
向井りーは主役だからと出しゃばらず、かと言って地味な訳でもなく、ちゃんと森夫だった。そして3年後の森夫は、ちゃんと普通の会社員だった。ひきだし多いよなぁ。たぶん自分でも把握できないだろうな。