Teruchanち

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Xmasの奇蹟 #40

Xmasの奇蹟|東海テレビ昼ドラ
仁美に健が倒れた時に何と言っていたのかと問い詰められて「彼は幸せだって言ってました」と答える直。仁美はその後も健の枕元で手を握ってるんだけど「直に出逢えて幸せだった」っていう最後の声は客席の仁美達には聞こえなかったとしても、直の「こうじぃぃぃ」って悲鳴や、その前の「心は堤浩志です」宣言は聞こえてるはずなのに、なんで忘れたことにしてるのかなぁ。
健は一命をとりとめたものの、3分も心停止していたのでどうなるか?と思われていたけど、3度目の復活を遂げる。でもまた直の顔を見て「誰?」と。
健にはこの一年の記憶が無いらしい。でも柏木との事故の時にも芝居をしていたから、また嘘かも知れないと言う博人。前とは違い事故ではなく、自分の意志でこの世から消えたのだという直。「あたしを一人にしていいと思ったのね。酷いと思わない?」‥‥。浩志の気持ちなんて全然通じてないよ。
直が事務所で青の月のCDをかけてやさぐれていると、柏木がやってくる。新しいレコード会社を立ち上げたい。小さな会社になるけど、もう一回一緒に働かないかとの誘いを、音楽はもう嫌だと断る直。送られてきているデモCDを聴いてくれと言う横井にも反応しない。「クラシックを日常にという浩志の夢を叶えるんじゃなかったのか」と言っても「浩志は自分から夢を諦めたの。愛してるって言葉だけ残して‥‥」と横井には理解不能な言葉を返すだけ。
またまた健の病室を訪ね「俺のことも覚えてないんだろ」と言う博人。「もし芝居してるなら全力で芝居し続けてくれ。中途半端に浩志の影を見せるな。途中で惑わせないでやってくれ。もうすぐ生まれる子供を、浩志の生まれ変わりだと思って育てる。」とか言いたいことだけさんざん言って「わからないことを言ってすまない」って。ホントに浩志が居なくて健だったら、迷惑だってば。
実花は一生を浩志に捧げようとしている姉に、また恋をしろと言う。「私は浩志のことを好きだったけど、二人の間に入り込む隙が無いので諦めて、それから博人が好きになった」って、そうだっけ? 諦めるより前に浩志は死んじゃったよね、確か。いいように自分の記憶をすり替えてるよなぁ。「なんでお姉ちゃんはいつもあたしの欲しいものばかり持ってっちゃうんだろう」と憎くて妬ましかったって、何故なら、直を好きな人ばっか好きになるからじゃん。でもまぁ、必死に過去にしがみついてるように見えると心配するのは、妹としては当たり前だろうからいいけど。
陸橋の上ですれ違った直と健。知らん顔ですれ違う健を、悲しい顔で見送る直。やっと直が歩きだした頃、やっと振り返って「直‥‥」と呟く健。
‥‥って、あれ? 死んでないじゃん!! それに堤浩志宣言は物議を醸してもいないようだし、単に「KENは療養中です」なだけなんてヘンだぁぁぁ。直に自分が浩志だって言っても死ななかったんなら、今度こそ記憶が無いフリはせずに「俺は浩志だ」って言い張ればいいじゃん。なんなんだよー。あと一日。どう決着をつけてくれるのか。