Xmasの奇蹟 #41[終]

Xmasの奇蹟｜東海テレビ昼ドラ
「なんでまだ健なんだ？」と呟く浩志。どちらかと言うと、なんでまだ浩志なんだだけど。あんだけ大騒ぎしといて、死なないって拍子抜けだよね。
アポロンクラシックは解散するので、契約の話をしに事務所に来る林田親子。赤の月の管理は今までと同じ条件でアポロンに譲渡。「なんで音楽止めちゃうんですか？」と直に聞く浩志。健ならしない質問だぞ。「私の求める音は、この先、この世に生み出されることはもう無いから。」と答える直。浩志はもうこの世から消えてしまったから。
1月30日、幸運の満月ブルームーンの日。青の月に向かって願う直。「幸運の月なんでしょ。願い事を叶えてくれるんでしょ。だったら浩志に逢わせてよ。うぅん、もう浩志の元に行かせてお願い。」すると風が吹いて「直‥‥」と、部屋には浩志@岡田の姿。逢いたかったと抱きつく直。
「どうして正体ばらしたりしたの？　どうして勝手に居なくなったりしたの？」「直に自分を偽らず、愛してると伝えたかった。それに直に前を向いて欲しかったからだ。」「嘘をついたままでも、私のそばに居なくても、浩志に生きていて欲しかった。」「ずっと林田健の身体を借りてるのは卑怯だ。健には健の人生がある。」
ハタチの一年という最高に大切な時期を勝手に使っておいて、今さらそんな根本的なことを言われても。
「彼の身体で目覚めて苦しかったけど、それでも直の傍に居られた。もう死んだはずなのにどうしても諦められなくて、一年も生き続けてしまった。でももう十分だ。」「あたしはどうすればいいの？」「立ち止まらず歩きだすんだ。俺のことは思い出にして前を向いてくれ。直には幸せな未来が待ってる。」「そんな未来なんか要らない。」
「今思いだした。どうして健の身体で甦ったのか。それを起こしたのは直だ。」病院のベッドで寝ていた時に「浩志は大丈夫、絶対に目を覚ます。死なせたりなんかしないから」という直の声が聞こえた。次の瞬間、部屋で泣いてる直を見た「直を助けたい。」と強く思ったら健の身体で目覚めてた。きっとこの奇蹟は直からのクリスマスプレゼントだったんだ。
という訳で「Xmasの奇蹟」というのは直が起こした奇蹟らしい。
「でももう終わりだ。俺を楽にしてくれ。直が歩きだすことができれば、俺も次に歩きだせる。直が最後の日まで目いっぱい生き切ったら、きっとまたどこかで逢える。言ったろ、何度生まれ変わっても一緒だって。それまでどうか新しい出逢いに臆病にならないでくれ。」と言って直のエレキサンドライトの指輪を抜く浩志。
そんな浩志に、この顔の、この手の、この身体の浩志にちゃんと言ってなかったからと「愛してる」と言う直。直の額と唇にキスをして、ふっと消える浩志。「さよなら、俺の最愛の人」という言葉だけ残して。
翌朝。ベッドで目覚める直。夢かと疑うが、薬指の指輪は消えている。何度生まれ変わっても一緒だという浩志の言葉を思いだして微笑む直。
林田家では、リビングの窓を開けっ放しで寝ていた健が起きる。「あれ、俺、バイクでコケなかった？」と一年前に戻った健に抱きつく健ママ。
「なんかすごーく長ーい夢を見てた気がするんだけどぉ、目が覚めたらスパーッて忘れちゃった感じ」という健は、飛んできた仁美にもVサイン。初めて、ちゃんと大学生の健ちゃんなので、今までで一番ぽよんとしてる。
アポロンクラシックの最終日に横井が直の荷物に紛れ込ませた中澤一希のデモCDが切っ掛けで、直はまたレコード会社を立ち上げた。メンバーは横井と博人と実花なのかな？　柏木はフラれたらしい。実花は息子のコウタを博人の実家に預けて参加。
「浩志とのことを全部忘れようとは思わないし、忘れたくない。でも時が経てば少しずつ忘れてしまう。無理に忘れようともしがみつこうとも思わない。私はこの場所で前を向いて歩いて行く。」と、吹っ切れた様子の直。
ノクターンで。こわーい顔をしたミツコが婚姻届を広げて柏木に「結婚して下さい」と言ったら、柏木も懐から直が証人のサインをした婚姻届を取り出す。こちらも一件落着。
2010年のクリスマス。堤家の墓に薔薇を供える直。「来年のクリスマスここで逢いませんか」というのは、毎年クリスマスには墓参りに来いってコトだったの？　てっきり、浩志はここに出てくると思ってたのに。
うぅーむ。まぁ、直は前を向けて、健は戻れて、みんなハッピーエンドってことなんだけど。「クリスマスに何かが」と引っ張ったのに、それがブルームーンの日ってのはちょっとズッコケだったかなぁ。「実は浩志です」って言っても死ななかったのも、あれ？って感じだったし。
そう言えば。ブルームーンの日の朝、浩志が「そっか、今日お母さんの彼くるんだっけ」とか言ってた気がするんだけど、なんだその話は。この一年の間に裏で再婚話が進んでたのか？　だとすると初耳の健ちゃんはショックだったりしない？
それと公式サイトの41話のあらすじに「突然、仁美が留学を決めた、と健に別れを告げる。」って書かれてるけど、そんな場面あったっけ？
えーと、総括。「直が執念で起こした奇蹟のおかげで健ちゃん大迷惑」って話だよね結局。大学は留年だろうし、ハジメテも持ってかれちゃったし(爆)　仁美のハジメテは形としては健とだけど覚えてないし(汗)
でも窪田くんは良かった。最近のドラマだと「ママは昔パパだった」はWOWOWに入ってないから観れないし「古代少女ドグちゃん」も関東じゃやってないし（これ映画化らしいのにやってくれないのかなぁ）。えっと、だから「ケータイ捜査官7」と「浪花の華」しか観てなかったけど、それとはだいぶ違う雰囲気で。窪田くんのせいで、うっかり浩志に感情移入しそうになったもん。
青の月の楽譜発売記念インストアライブも、窪田くんが来るなら行きたかったぁとか(爆)
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/12/25/067/?rt=na
Xmasの奇蹟｜トピックス｜14 インストアライブ in 東京
予告では高橋かおりの名前しか無かったからスルーしてたのに。まぁ、すごい倍率だったみたいだから無理だけど。