Teruchanち

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筆談ホステス

筆談ホステス|MBS公式
2歳で髄膜炎で聴覚を失ったけど、銀座でNo.1ホステスになった斉藤里恵さん@北川景子のお話。
クラブで音楽が終わっても踊っている里恵に声をかけないとか、友達が冷たすぎ。からかった男に馬乗りになって反抗する里恵も凄いけど、それで態度を変えてウザいとか言うようなの友達じゃないって。しばらくして街で逢ったら「久しぶりぃ。気になってたんだ」ってシレッと声をかけるし。むかー。
里恵に厳しい母親@田中好子、青森で働くクラブのママ杏子@手塚理美と、いまの二大お母さんを揃えて布陣もバッチリ。ナレーションも担当するお兄ちゃんの悟志@福士誠治が緩衝材として大きな働き。母親は「ホステスなんて仕事じゃない」とか拒絶反応が凄いから、夫が浮気とかしてんのかと疑っちゃったけど、感動物語はそんな寄り道はしなかった。
「恋は下心、愛は真心」とかどこかで聞いたような言葉は並ぶけど、お酒の席で効果的なタイミングであの綺麗な文字で書かれたら、そりゃまいっちゃうだろうなと思うよ。とにかくあの文字の綺麗さは素晴らしい。それだけでも内容は5割増。習字を習ったらみんながああなる訳じゃないよ。
北川景子は銀座仕様の和服も似合うしキレイなんだけど、一番印象に残るのはやっぱりダダ泣きしてるブチャな顔のカワイさだな(笑)
客のチョイ役にやるせなす石井ちゃん。小さい役だけどクレジットは父親@梨本謙次郎と並んでたよ。父親の存在感なさすぎるから浮気かと思ったんだよ。
里恵が銀座に向かう日に杏子がモンブランの万年筆をプレゼントして、それを使って筆談ホステスでNo.1になるんだけど、万年筆って綺麗な字は書けるけどインクが乾くのが遅いし、慣れてないと使いにくいし、筆談には向いてない気がするけどどうなんだろ。