Teruchanち

写真が好き。食べるのが好き。お酒が好き。青が好き。

エンゼルバンク〜転職代理人 #7-8[終]

http://www.tv-asahi.co.jp/angelbank/index.html

#7 幸福の値段

「世の中、金がすべて。」と言い切る、ヤリ手外資系証券会社のディーラー・石井行弘@葛山信吾。一億の年俸を二億に上げられる転職を依頼。
石井に「稼げない人間に用は無いんだ。」と人前で罵倒された、同じ歳の同僚・笹塚雄司@加藤虎ノ介。家族の為に年収が多い会社にしがみついていたけど、忙しすぎて妻@黒坂真美に離婚届を突きつけられ、真々子に転職を依頼。年収は激減したけどやりがいもあり、家族とも笑顔で過ごせる日々を手に入れる。
笹塚を負け犬と言ってた石井だけど、激務がひびいて脳梗塞を起こして後遺症が残り、転職はパー。やっぱり葛山くんは「いけすかないエリート野郎」の役だったけど、最後は笹塚を羨ましく思い、リハビリを頑張ることに。
ということで石井の話は決着がついたけど、真々子の元教え子の広瀬芳子@小林涼子は貧しい生い立ちから「お金が一番」という思いを変えられず、ディーラーを目指すことを止めないらしい。この話はここでお終いなの?

#8 女が仕事を辞めるとき

真々子の大学の先輩・岡島和沙@鈴木砂羽からの転職相談。みんなの憧れの和沙はファッション誌の副編集長なんだけど、長男である夫の貴臣@鈴木浩介の母・フキ@藤田弓子が骨折した為、仙台に戻ることになったのだった。
貴臣は仙台支社に転勤できたけど、和沙のキャリアを生かせるような出版社は仙台には見当たらない。それでも「好きになった人の母親だから、面倒を見る。」と決心した和沙は、月末で辞めるつもりで仕事を整理していた‥‥。
「女性は最終的には仕事を捨てないといけないんでしょうか。」と、問題の主であるフキに話してしまう真々子の天然さには驚くけど、和沙にとっての仕事はフキにとっての畑のように大切なものだという、何気ない一言でフキの心を動かしてしまう。自分の子供はお前なんだから、お前が面倒を見ろと貴臣に言い、和沙に仕事を続けるように言うフキ。女の敵はやっぱり女ではなく男だった。
部署をライフパートナー社から分社化して、「日本支配計画」を進めるという海老沢。要は「職」の動きを掴むことで日本を掴もうという話。海老沢班の面々は、ついていくか残るか自分で決めろと言われ、悩む真々子。でも最終的には「教師に転職する」ことを選択。ふーん。
また教壇に立った真々子は生徒達に「人の価値を決めるのも相場だ。」と話し始める。これって「ドラゴン桜」の最後に桜木の言葉をそのまま言ってたのと同じだよなぁ。ハセキョウの演技力のせいかも知れないけど、どうも桜木や海老沢の言葉を消化しきれないまま口にしてるように見えるんだよなぁ。
先週の広瀬芳子の話は、やっぱりあれで終わりらしい。そっか‥‥。
全体的に話はまぁ面白いんだけど、真々子にイライラするし、かと言って海老沢も胡散臭いし、なんか中途半端だなぁ。やっぱ8回だから打ち切られたのかなぁ。