Teruchanち

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曲げられない女 #8-10[終]

曲げられない女

#8 女がひとりで生きられない理由

友達が居なくなった早紀は「不安や後悔の象徴」であるもう一人の早紀に「今まで言ったことのないことを言え。」と言われる。
ごめん以外に何があるのかと思ったら「助けて」だった。最初にそれってどうよ。助けてもらわないとやってられないのは、最初からわかってるコトだけど、それをアテにする関係ってのもどうかなぁ。
「妊娠なめてない?」って、もっと言ってくれ、女医@片岡礼子
上の階の青年・健治@市川知宏が、早紀の父・義紀@林泰文が助けた乳母車の赤ちゃんと判明。世間が狭すぎる。
璃子は離婚を決意した途端に、大きいママが倒れた。
正登は結婚式から逃げてきたよ‥‥。

#9 出産直前…最後のプロポーズ!

白いタキシードで、酔っぱらって結婚式場から逃げてきた正登。どうしようって言われてもなぁ、戻るか謝るか逃げ切るか。身重の早紀は正登を式場に引っぱって行くけど、お腹が痛くなって病院に。正登はそのまま式場に戻らず、行方不明に。結婚相手を見つけるために事務所に入ったという里美は、婚約不履行で慰謝料を請求すると中島事務所に怒鳴りこむ。
病気の後遺症が残った大きいママ・富貴恵@高林由紀子は、ホームに入れられるのが嫌で正登のところに相談に来た。璃子には財産が入らないようにしたらしいけど、実は既に璃子は離婚の手続きをしてた。
早紀にとって、正登とつきあってた9年間は宝物。自分を卑下する正登に「自分をアピールするための優しさなんて、あなたにはもう必要ありません。」
上の階の青年・健治は好青年に生まれ変わり、司法試験を目指す。
璃子介護福祉士の資格をとると宣言、早紀は司法試験を受けるのは最後にすると宣言。こーちゃんは、早紀の試験が終わったらプロポーズすると正登に宣言。
最終の口述試験の直前、早紀に陣痛が!

#10 女の革命遂に完結! 10年日記に刻まれた最後の言葉

早紀は口述試験の直前に陣痛が来たけど、お腹の子にお願いだから受けさせてくれと話しかけ、最後は「これ以上邪魔するなら、そんな子供は私には必要ありません!」とまで言ってしまう。それで何とか試験を受けてから病院に行ったみたいだけど、何だかなぁ。やっぱ子供は止めとけって話じゃない?
生まれた女の子の名前は「とう」でも「あかり」でもなく「とも」と読む灯ちゃん。わざわざ読み間違えられそうな名前を選ばなくてもいいと思うぞ。
司法試験に落ちた早紀は、宣言通りもう受けないことに決めるけど、六法全書を処分しようとして思わず涙。それを見ていた璃子は、荻原早紀らしく挑戦しろと説得。
璃子に陣痛が来て、病院で背中をさする早紀と「やっぱ不遜だわ」「ぎゅーっ(腕をつかむ)」の長いやりとりがあったんだけど‥‥ちょっとしつこかった‥‥。あんなにヒーフーして、ドサクサでホントに子供が生まれちゃうんじゃないかと心配しちゃったよ(笑)
生まれた子供は早紀の母親の名前をもらって(読みは違うけど)光くん。光GENJIが好きだったし。源氏の君じゃないよ。
六法全書を子守唄代わりに育った灯@浅見姫香は、早紀とそっくりに成長。正登が璃子の働く老人ホームで法律相談をやってる日が面会日。ホームでは光@佐藤詩音が走り回り、こーちゃんが料理を作ってる。璃子はまたもや大きなお腹を抱え、こーちゃんとラブラブ。
正登をサッサと諦めて金持ちと結婚した里美は「早紀さんも早く幸せになって下さいね。私みたいに。」と言ってたけど、旦那に秘密の借金を作って離婚されそうになり、中島・荻原事務所に駆け込む。
なんだろう。全体的に面白かったんだけど。途中に思ってたほどは早紀はカワイくもなく終わったかなぁ。弁護士になれたから、昔ほどは生活苦しく無くなったのかも知れないけど、中島先生と早紀じゃ、あまり集客は見込めないしなぁ。正登は認知したはずだから、養育費を出してるんだろうけど。面倒だから、結婚しちゃえばいいのに。