Teruchanち

写真が好き。食べるのが好き。お酒が好き。青が好き。

BECK (映画)

やっとBECKを観てきた。
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一人なのでレディースデイ狙いの水曜日。109シネマズのポイントカード会員になったので、エグゼクティブシートに1000円で座れて、極楽鑑賞スタイル。
平日だからか、おばさんが多いのにビックリ。若い子からしたらわたしも十分におばさんだけど、それどころではない60がらみの方々がチラホラ。誰目当てだ?ゲゲゲ効果か? おばさんはとにかくウルサいのが困る。普通はクスッとする程度の笑いポイントでも、隣のおばさんを叩いたりしながら「あははははぁぁ」と声をあげて笑うんだよ。茶の間でテレビ観てるのでも、綾小路きみまろトークショーでも無いんだってば。
わたしの隣の席のおばさんは一人だから静かだったけど、寒いらしくて途中からずっと腕をさすってた。ブランケット貸してくれるのに気付かないんだろうなぁ。映画館が寒いのは常識なのに半袖じゃ寒いよ、そりゃ。わたしなんて長袖2枚にブランケットかけてるのに、途中ちょっと寒かったもん。


で、肝心の映画。面白かった!番宣観てもイケメン押しばっかりだし、そういう映画なんだろうなぁと期待せずにいたんだけど。いや、ちゃんと青春バンド映画だよ。
以下ネタばれ。今さらだから畳まなくていいよね。
楽器の練習が大変だというのは撮ってる頃から言ってたけど、「天性の歌声」に関しては情報が無かったからどうするのかなぁと思ってたんだけど。直前になっても「歌がウマいね」というのは聞かないから、吹き替えかなぁと予想してたら、なるほど。エアボーカルと、その手で来たか。コユキ@タケるんが歌い出すと騒いでた観客が静かになるし、とびっきり綺麗なイメージ映像が流れるし、後は声は聞こえないけどコユキの表情で伝わってくるよ。いや、これはいいなぁ。凄いなぁ。
でもチバ@桐谷健太のラップは生歌。これはウマかった、と思う。ラップは詳しくないけど。リリックも自分で書いたらしいし、凄いなぁ。だけどその凄さが浮いてないというか、歌手じゃなくて役者なんだということを忘れて観てる瞬間があるんだよなぁ。
タイラ@向井りーのベースとサク@中村蒼のドラムもウマかった。音は吹き替えなんだろうけど、それっぽい雰囲気はちゃんと伝わってきたよ。ミュージシャンじゃなく役者だから「ウマそうに演奏する」ことが重要なんだし、それは十分にできてたと思う。
コユキはギターは初心者から少しずつウマくなっていくんだけど、最初のステージでは膝を揃えてコワゴワ弾いていたのに、最後には足を広げて腰を落として弾いてジャンプまでしちゃうという、数年分の上達を見せられた感じ。
天才的ギタリスト竜介@ヒロくんのギターは‥‥触れないでおこう‥‥。映画を観た後で番宣を観たら「二週間くらいしか練習できなかった」って言い訳してたけど、それでもカタチにするのがプロだよなぁ。

原作はコユキが主人公なのに映画は竜介が主人公なはずだったけど、主人公はコユキだったよね。主演と主人公は違うの?まぁいいけど。ただある意味、みんながあまりに自然に役になりきっている中で一人浮いていたのはヒロくんだったので、存在感はあったといえばあったかも(笑) 竜介と真帆@忽那汐里のシーンなんて「あ、理人様と凛お嬢様だ」と思っちゃったよ。「柴田兄弟」とか「忍と理人」とかは思わなかったのに。

事前に情報を積極的には集めなかったので、竜介が「アメリカ帰りのギターの天才」なのは知ってたけど「帰国子女で日本語が少し苦手」とは知らなかった。英語はペラペラだけど、日本語はボビー・オロゴン並みにベタに間違うというのは、微妙にアタマ悪そうでピッタリだった。英語の達人からすれば、NYでヤンチャやってた人の英語とは違うのが気になるみたいだけど、わたしには違いがあまり判らないし。


他にも書きたいことがあった気がするけど、あまり日が経たないうちにアップしたいので、とりあえずこのへんで。