キケン＠有川浩

キケン

念願の「キケン」を読了。「なるべく地元にお金を落とす」がモットーのオットが、下関駅前の本屋で帰りの新幹線で読む本を買っていいというので、迷わずキケンを選択。新幹線で半分くらい読んで、残りは昨夜のうちに読んでしまった。（もったいない）
理系男子最高っ(笑)　わたしは情報処理専攻だったけど、短大だったし、こういういかにもな感じは周りに無かったからなぁ。学祭に燃えるとかは、すごく理解できるけど。一人暮らしの友達の家で、やきそばの試作とかしたし。（所属してたバレー部は、代々やきそば屋だった）
いつも有川さんに期待するベタ甘は無かったけど、相変わらずの軽妙な台詞の応酬は堪能できるし。いやぁ楽しい。
回想だから進級後や卒業後とかも出てはくるけど、メインは上野と大神が2回生で元山と池谷が1回生の時の話だから、続編も書けそうだよね。ね、ね、ね！
そういえば。「1回生」って関西っぽいよね。図書館戦争でも堂上は東京出身なのに「アホウ」って良く言うなぁと思ってたけど、有川さんを読んでると細かいところで東西の文化の違いを感じることがあるなぁ。「料る」も方言かと思ったら、これはそうでは無かったけど。