Teruchanち

写真が好き。食べるのが好き。お酒が好き。青が好き。

世にも奇妙な物語 秋の特別編

検索する女:井上真央

何でもわかる検索サイト「Dic」でいろんな情報を得ている岡崎加奈子@井上真央。合コンで知り合った三宅亮@松尾敏伸を検索して財閥の御曹司と知り、運命の出逢いとばかりにアドレスを交換。しかし同じ名前がもう一人。それは連続バラバラ殺人事件の容疑者。
逃げたけどマンションまで追ってこられ、傘で突き刺してしまう加奈子。捜査に来た刑事は「Dic」で加奈子の殺人の記事を見ていた。
松尾敏伸が出てくると、きっとヘンなヤツに違いないと思っちゃうんだよなぁ。さすがは種ちゃん(真珠夫人)。
それにしても。合コン中でもメールで会話。あんなに携帯ばっかいじってたら、イヤだよなぁ。今の若い子はあんなもんなのかなぁ。
原作の吉田直樹「合コン「彼の名は三宅亮→遼」」はNHKパフォー!の投稿作品らしい。

自殺者リサイクル法:生田斗真

たいした理由もないのに自殺した人をリサイクルする「自殺者リサイクル法」。300万円の借金を苦に自殺しようとしたミキオ@生田斗真は自殺者リサイクル機構に拘束される。臓器移植、新型ウィルスの特効薬の臨床試験、バスジャックの人質の交代要員。周りの人間が次々と死んでいくのを見ているうちに、生きることに執着が出てきて「レベル4」に達する。
国立生物化学研究所でテロリストが危険なウィルスを撒いて時限爆弾をセット。犯人は左目探偵EYEの夢人か?(笑) その爆弾の解除を任され、無事に解除して、ウィルスで脅して逃げ出したミキオ。建物の中を走り非常ドアを開くとそこは屋上で、飛び降りるハメになり、また拘束される。リサイクル。っつーか、エンドレス。
斗真くんらしいドラマで、面白かった。斗真くんがんばれー。

理想のスキヤキ:伊藤淳史

詩織@岩佐真悠子との結婚の許しをもらいに行った西村和樹@伊藤淳史。夕食はすきやき。理想のすきやきを妄想する和樹。
肉60度(角度)、ネギ70度、焼豆腐90度、しらたき60度、しいたけ50度、えのき30度。その上に春菊を投入し蓋をして3分。その間に卵を9往復半かき混ぜる。シメはうどん。
でも詩織の父@西村雅彦のすきやき作法は、ことごとく理想と異なるんだ、これが。いや、おかしい(笑)
で、最後のシメは謎の物体。なんなんだろう? 黒くてぷりんっとしてて。とてもすきやきに入れるものとは思えない。ゼリーみたいに溶けそうなのにカリッとなるんだよね。気になるぅぅぅ。

呪い裁判:釈由美子

呪い殺人の裁判の裁判員となった守河亜由@釈由美子裁判員が出てくるのドラマって最近多い。亜由の夫の明@小市慢太郎が髪が短いし、いつも白髪まじりなのに黒かった。ちょっと若い。
検察官が死んだり、裁判員達も怪我したり息子が暴れたりいろいろあって、被告人の呪いか?と思われたけど、結局は身近な人たちに呪われてた。
釈由美子はいつもは奇妙な世界の側の人なのにと思ってたら、最後は呪う側になってた。
亜由の息子の佑樹。幼稚園ではほとんど顔が映らなかったし、ベッドで寝てる時にも気付かなかったんだけど「アイシテル」「働くゴン」の佐藤詩音だった。ちょっと太った?
「パパとゆきな先生がチューしてるのを見た」って、キヨタンはやっぱり一言多い(笑)

夢の検閲官:石坂浩二

「安眠法全書」に従って森崎明日美@紺野まひるの夢の検閲をしている検閲官@石坂浩二。明日美が眠ると、夢に出てきそうになるモノを次々と検閲する。
「森崎明日美が眠り始めました」
「こんな時間に?」
「また酒に手を出したんですか」
検閲書記官達が次々と報告するんだけど、一日中見張られてるの? こんなチェックされたらイヤだなぁ。わたしは「こんな時間に?」「まだ寝てるのか」「また寝るのか」って言われてばっかりだろうなぁ。
自殺した息子に関することは夢に出さないようにと、検閲官も検閲書記官達も忙しい。
息子の学校の校舎を実家のペンションに「歪曲」したり。
息子の担任を「変装」させようとしたり「すり替え」たり。
息子をいじめた同級生を「象徴化」したり。
おかげで「息子の学校の担任の先生や、いじめた同級生達」の夢が「親戚のおじさんが玉こんにゃくを食べている」という意味不明な夢に変わった。
次に夢に出そうになったのは息子の幸太郎@嘉数一星。今度は智也!どんだけアイシテル押しだよ。幸太郎は学校でいじめられて自殺したらしい。そして「ママは仕事ばかりしてる。僕のことが嫌いなんだ」と思い込む。やっぱりベクトルが智也と同じ。
検閲官の部屋の本棚には、ずらっと「森崎明日美の記録」という辞書か文学全集かというような分厚い本がずらっと並んでる。書記官達は一日中、脈拍とかをチェックして眠るかどうかを見張ってる。ってことは人間一人に対して、5〜6人もの人達が夢の検閲をしてるの? ご苦労なことで。
最初は石坂浩二に夢をチェックされるなんてイヤだと思ったけど、いい話で終わった。原作は筒井康隆。言われてみればショートショートっぽい話。