サムライ・ハイスクール #1

サムハイやっと観た。健んが自分は出てないのにやたら宣伝してるし、観なきゃと思いつつ後回しになってたんだけど。
春馬くんは上手いなぁ、安心してみてられる。いじめられっこ・しろたんも、新庄と同じ人とは思えないくらいハマってる。杏の制服姿は、ちょっと微妙。もうちょっと若い子で良かったんじゃないかなぁ。
高三の秋に志望校が決まってないというヤバい高校生の望月小太郎@三浦春馬が、ひょんなことから戦国武将に憑依されるようになるんだけど、通常モードと憑依モードの演じわけが素晴らしい。
小太郎達が通う私立千国学院高等学校の校長は亀井恭子@室井滋。また出た室井滋。このクールも掛け持ちが多いなぁ。というか桐ちゃんママ（14歳の母）じゃん。で、ここの学校の教室は普通と机の並びが逆。みんなが後ろを向いてるみたいで落ち着かない。しかも教壇の横に出入り口がある。これは「魔女の条件」の陵星学園と同じかな。
担任の三木サヤカ@市川実日子の数学の授業中に寝ていた小太郎は、大阪夏の陣のレポートの課題を出される。通りかかった東雲歴史文庫（トウウンではなくシノノメ）で怪しい司書@ミムラから渡された「大阪城陣中秘録」をめくるうちに、自分と同姓同名の武将が居ることに気付く。父・信二@岸谷五朗の話によると、それは小太郎の先祖らしい。17歳で討ち死にしたのに、何故か子孫が居るらしい。
図体はデカイのにいじめられっこの中村剛@城田優は、金髪ギャルの香苗@中別府葵に脅されて、時計を万引きさせられそうになる。それを止めようとした小太郎は階段を転げ落ちて、江戸にタイムスリップではなく戦国武将が憑依する。正確には憑依したのはたぶん秘録を読んだ時だから、いつもは身体の奥で眠ってるのが目覚めたのかな。
戦国小太郎は、いきなり出てきた割には「ここはどこ？わたしはだれ？」ではなく、小太郎の記憶と繋がってるらしく「盗みを無理強いするとは、不届き千万」と香苗達を成敗。しかし、警棒みたいのを持って殴りかかる女子高生ってどうよ。
戦った後は、幼なじみの永沢あい@杏に「そなた、ワシの子が欲しいか」とキス（口吸いか？）をしそうに。でも寸前で気を失う。家で意識が戻った小太郎は「ゴロゴロってなってピカッときたらシャキンぐぇーって」と家族に説明。その擬音な感じ、ブザビの莉子と気が合うかもよ。
次の日、あいは「あの時」のことを思い出したと、小学校の時にいじめられていたのを助けてくれたことを言うけど、残念ながら小太郎は覚えていない。
中村は後で仕返しされるよりマシだと、香苗の言うとおりにまた店に行く。小太郎は追いかけるが、中村は店員に捕まり、何故か小太郎が中村に指示したことになってしまう。中村の母親が入院中と聞いて、無実なのに謝る小太郎。
三木の前で本当のことを話し、香苗や香苗が貢いでいた結城雅人@小柳心（中山ゴン似）も職員室に呼ばれる。でも結城はゴルフ部のエースなので、結局は無罪放免。
学校は許しても香苗は許さず、おっかない男の子達を引き連れて仕返しに。50万円払えと言われ拒むと男達が手を出してきた。ぶん投げられて建物の窓を割って外に飛び出した小太郎。落ちると変わるのか、衝撃を受けると変わるのか、とにかくまた戦国小太郎が憑依。大勢の男達をバッタバッタとなぎ倒す。案ずるな峰打ちじゃ。って、デッキブラシには刃はないけどね。
久々に、ザ・土９な奇想天外お子様ドラマ。戦国時代の言葉がお子様にはちょっと難しいかも知れないので、今回みたいに「奸物って何ですか？」みたいな会話は必要かな。
そういえばエンドロールで、ギャル語監修・浜田ブリトニーってなってた。そんな仕事があるんだねぇ。これも一つの時代考証？(笑)