Teruchanち

写真が好き。食べるのが好き。お酒が好き。青が好き。

相棒 Season8 #3

野村弘@笠原秀幸と武井敦夫@川口真五は、ハプニング動画を投稿サイトに投稿する趣味が高じて、ハプニングをわざと仕組むようになっていた。ある日、公園の池の近くでバッグを置いたままの老女を見かけ、池に落ちる画像を撮ろうとバッグを池に投げ捨てた。しかし、野村に麻薬密売の現場を撮られたと思い込んだ池上正宣にビデオカメラを取り上げられ、撮影は未遂に終わった。その後、その老婆が心臓麻痺で亡くなったことも知らず。
二宮緑@草笛光子は雑誌の投書から、亡き妹がいつも持ち歩いていた「パッヘルベルのカノン」のオルゴールを見つける。心臓を患っていた妹は半年前、公園でバードウォッチング中に池に落ちて亡くなり、オルゴールが行方不明になっていた。
オルゴールを求めて野村に逢いに行った緑は、妹が亡くなった事故が仕組まれたものだったと知り、思わず野村をステッキで殴り、殺してしまう。そして野村の携帯から武井を知り、武井も殺そうと公園に呼び出す。
丹精込めたイングリッシュガーデンを愛する、ミス・グリーンの緑。とても殺人を企てているようには見えないが、着々と薬品を集め、爆発物を作成していた。
神戸は右京に言いつけられて緑を見張っていたが、対象者である緑に見つかる。ガーデンの手入れを手伝ったり、お茶をご馳走になりながら、緑の話を聞く神戸。「あたしから見れば、あなたはまだ新芽のようなものよ」
雑誌に投書をした主婦の話、届いて五日も植えていないチューリップの球根、ゲタ箱に隠された曲がったステッキ、野村と緑の携帯の通話記録、そして家には爆発物の材料。これらから緑が武井を殺そうとしていると推理し、現場と思われる公園に急ぐ特命係と一課。ガーデンのテーブルには「最後の数日、本当に楽しい時間を頂きました。ありがとう」と神戸に宛てた手紙。
公園のベンチに武井を手錠で繋いだ緑は、爆発物を持って迫る。物影からはSATの狙撃班が狙っている。神戸は、一課の制止を振り切って緑の前に出て行く。盾となるように狙撃手の弾道上に立ち、緑を説得する。「あなたに新しい芽は摘めません」


いやー。神戸らしさ大爆発。右京では警戒されてしまうし、熱血な薫では若い芽になり得なかっただろうし。清潔感のある色仕掛けって、すごい武器(笑)
それにしても、バッグを池に投げ捨てるのは単なる窃盗罪。いっぱいやってるから刑が重くなるにしても、たいしたことは無いよねぇ。亡くなったことを知っても反省の色もないし、未必の故意殺人罪を科したいくらいだ。