Teruchanち

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小公女セイラ #5

TBS ドラマ 『 小公女セイラ 』
学院が修学旅行の間、奉公人達は束の間の休日となる。小沼夫妻は文句を言いつつバス旅行に出かけ、カイトは田舎に帰るが、行く場所のないセイラは一人で留守番。まさみは「わたしも修学旅行には行かない。行かなかったら二人きりでしょ」と相変わらず百合な発言(確かにアーメンガードもセーラを崇拝してたけど、原作は小学生だからなぁ。まさみの場合は吉屋信子エスって感じ?)。旅行を楽しみにする世界で唯一の高校教師の笑美子は、修学旅行で皆とはぐれた過去を忘れたい院長に一人で引率しろと言われて落ち込むが、行かずに心配してるよりはましだと直前に気を変えた院長に喜んで飛びつく。笑美子にじゃれつかれた院長のまんざらでもない笑顔には、初めて見た視聴者だけでなく生徒たちもビックリ。
セイラが心配なカイトは、いったんは一人で帰りかけたけど思い直して戻ってきて「俺の田舎へ一緒に行こう」とまるでプロポーズ。文字通り着のみ着のままのセイラの手を取って田舎へ帰る。バスを降りたら朝というか早朝。普通のボックス席だったけど夜行列車だったのかなぁ。
いきなり女の子を連れてこられたカイトの家族はお嬢な挨拶に戸惑うけど、ごちそうを並べて歓待。クルミの蜂蜜煮が美味しそう。父親@半海一晃は都会で悪徳弁護士をしてたので(違)体を壊したけど、だいぶ治ったからカイトに戻って来いという母親@荒木由美子。祖母@花原照子も珍しくしっかりしてる。
カイトは前に仕事がないから都会に出たって言ってたけど、探せばあるみたいだよ。セイラに「どうしてあんな酷い目に遭ってるのに、あそこに居るの」って聞いてたけど、自分も相当酷い目に遭ってるんだから、素直に田舎に帰ったほうがいいと思うよ。
それでも学院に戻る二人。バスに乗ったけど嵐でも無いのに木が倒れてて、バスが立ち往生。暗い山道を歩いて駅に向かうけど、お約束のように電車は目の前で行ってしまう。ローカル線なんだから、線路まで追いかけたら止まってくれそうなのに。
駅で朝まで過ごす二人。上着を二人でかぶってファンをヤキモキさせた後は、肩にもたれて寝顔を見せるセイラに萌えて、思わずおでこにキスするカイト。一人で燃え上がって「運命なのかな、やめようか帰るの」とポツリ。うなずくセイラ。とうとう逃避行か?
留守番のセイラが居ないので学院は大騒ぎ。セイラに鍵を貸した小沼夫妻は、学院に入るのも大変だったろうけどノータッチ。今どき地味に上高地に行った修学旅行の様子も描かれず。
まさみはセイラへの上高地土産に埋もれながら、戻らないセイラを心配する。真里亜は「セイラ消えちゃったんですってね、まぁ無理もないんじゃない」って、おまえがイジめるからだろうが。
そこへ、結局は逃避行もせずに帰ってきたセイラとカイト。院長はセイラの頬を叩き「今すぐここから出て行きなさい!」‥‥よっぽど心配だったんだね。
さぁ、男らしく責任をとらないとねぇ、カイトくん。と、原作とは違う方向で楽しみになってるなぁ。