Teruchanち

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阪神・淡路大震災から15年 神戸新聞の7日間 〜命と向き合った被災記者たちの闘い〜

神戸新聞の7日間 〜命と向き合った被災記者たちの闘い〜 -フジテレビ
震災から15年、「もう」なのか「まだ」なのか‥‥。
お涙頂戴ではなく、新聞記者という「仕事」を全うしようとする人達の話なので、理解しやすかった。カメラマンの三津山朋彦@櫻井翔は適役だったと思う。一人だけ標準語なのはハテナだったけど、下手な関西弁を使われると、それが気になって内容に集中できなかっただろうし。
当時、ニュース映像を観ても、第二次世界大戦後の焼跡の再現か何かのドラマを観てるようだった。頭では理解しているつもりでも、心から判ってはいなかった。三木康弘@山本圭が社説に書いた「被災者になって分かったこと。これまで被災者の気持ちが本当に分かっていなかった自分に気づく。」という言葉が、沁みた。
「この街が、人が、本当に立ち直る日まで、20年30年いや50年かかるかも知れん。その間に風化していくかも知れない。」という神戸新聞編集局長・山根秀夫@内藤剛志の言葉にあったけど、本当に風化しないように伝えて行く必要があると感じた。驚異的なスピードで復興を遂げた神戸は、15年で既に、外からは震災の傷痕を感じさせない程に立ち直っているように見える。関西以外で生まれ育った子供達は、わたしが第二次世界大戦関東大震災に感じるのと同じように「過去の出来事」と捉えているかも知れない。だからこそ、毎年とは言わないけど5年ごとなど区切りのいい年に、こうしたドラマやドキュメンタリーで当時のことを伝えて欲しい。
関東こそ大震災が来る可能性が高いんだし、明日は我が身なんだよね。こう書きながらも実感はできてないんだけど。今だと携帯やノートパソコンがある分、少しは情報を得やすいのかなぁ。でも携帯の電波塔が倒れたらダメだし、回線もパンクするよね、充電も切れるし‥‥。その前に命の心配をしないとダメか‥‥。


櫻井くんは「最後の約束」と2週続けて同じ枠、「特上カバチ」と2日続けての主演。コンサートやりながらこれって、働き者だねぇ。