Teruchanち

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新井素子「銀婚式物語」第二回

Web小説中公(→中公eブックス)
銀婚式物語の第二回。10日にチェックしたらまだ上がって無くて、そのままになってたのをやっと落として読んだ。「Web小説中公2月号」全体だと158円。高い金額ではないけど、他の連載(澤田ふじ子山本兼一今野敏誉田哲也)には興味がないし、もしあっても途中から読んでもしょうがないし。「銀婚式物語第二回」単体だと53円なので、今月はこっちにしてみようかと挑戦。
本来はPDAで読むXMDFという形式のファイルなので、PCで読むために専用のソフトを落として、ファイルを購入して開いてみると。なんというか「テキストファイルに毛が生えた」ような状態。もしかしたらソフトの設定で見た目は変えられるのかも知れないけど、どうせ先月分は雑誌ごと落としたんだからそれに合わせようと、改めて2月号を購入。こちらはファイルはPDF形式なので読みやすい。
さて内容。先月号はコスミと天元という猫についてだったけど、今回は初代のファージについての回想。ファージが「無差別虐殺スプラッタ猫」だというのはエッセーでも書かれていて、ネズミが走り回って、たーさんが銃で撃ったり、雀の頭があったりというエピソード自体は知ってたので、それの詳しい版って感じ。
今だと、サイン会で旦那さんの姿も拝見したので「迷彩服でネズミを追う姿」が想像できて、エッセーを読んだ頃とはまた違って楽しいけど。(小説のたーさんは着替えてない。)
ファージは「23年生きた」でコスミと天元の猫ズは「1年前に来た」だから、ファージは1年少し前に死んじゃったのかなぁ。そのへんのことには詳しく触れないだろうけど、読者としてもなじみの深い猫だったから、ちょっと悲しい。
ところで、まだ陽子さんが起床後1時間も経過してないと思われるので、六本木のレストランにたどり着くまでに何ヶ月かかるんだろう。別に何年かかっても、それこそ終わったらすぐに金婚式でもいいんだけどね(笑)