Teruchanち

写真が好き。食べるのが好き。お酒が好き。青が好き。

BUNGO -日本文学シネマ- 富美子の足

BUNGO -日本文学シネマ-
のっけから、塚越@寺田農が富美子@加藤ローサに顔を踏まれての臨終シーン。引く人は引いただろうなぁ(笑)
塚越は宇之吉@夕輝壽太に富美子の絵を描いてくれるように頼み、宇之吉もまた富美子の足に魅せられて、「あの足に踏まれる畳や下駄は幸せでしょう。」とのたまう。「水をくれ。」という塚越に富美子は着物をまくり、太腿から足を伝って水を与える。
いやぁ、谷崎の世界、フェチの世界全開。寺田農って適役すぎるでしょ(笑) 津川雅彦だとエロすぎるし。でまた、壽太が意外とハマってたよ。ジジイに足を撫で回されるのはイヤでも、壽太ならいいという逆の萌えも発生(爆)
谷崎は死後50年経ってないので青空文庫には無いから、本棚を漁ったけどこの短編は無かった。ということは読んだことがないらしい。似たようなフェチものが多いから、読んだ気になってたけど。
加藤ローサの足が天下一品かどうかは、その道の人に訊かないとわからないけど、サリーちゃん足ではなく適度に肉がついたのがいいというのは判る。今のようにミニスカートでバーンと出しちゃったり、パンツ履いたりしてるのではなく、着物と足袋で隠してるというのがいいんだろうなぁ。って何の話だ。
夜遅くの放送だからチャレンジできた話だよなぁ。6つの中の1つなら、ありかな。雰囲気は嫌いじゃなかったし。