「私のふるさと」

わたしの「ふるさと」は東京。
今も横浜に住んでいるから遠く離れてはいないけど、子供の頃に過ごした家からは実家が引っ越してしまっているので、いわゆる「ふるさと」に帰省することはもうできない。まだ近所に住んでる友達も居るから駅までは行くこともあるけど、家の近くにはしばらく行ってないし、通学路や学校もだいぶ変わってしまっているので、あまり故郷感は無さそう。
長い休みに帰省ができる人を羨ましいと思うこともある。最近はオットの実家に帰省してるけど、生まれた時から同じ家で、ご近所も少しずつ変わりつつも面影を残してるというのは、わたしにとっては驚嘆という感じ。

生まれ故郷という意味での「ふるさと」は無いけれど、やっぱりわたしにとっては東京（それも区部の下の方）がふるさと。「東京の人は冷たい」とか言われるとムッとする。東京に住んでいる人の大部分は東京以外の場所から来た人なのに。東京でも集合住宅じゃない処では、下町的なおつきあいがあったりするのに。
「そんなに文句を言うなら帰れ！そしたら東京も少し空く」とキレて、オットに諌められることもたまに(笑)
電車が混むのはイヤだし、車が多いのもイヤだけど、だって、東京がわたしの「ふるさと」なんだもん。