Teruchanち

写真が好き。食べるのが好き。お酒が好き。青が好き。

今週のお題「ハロウィン」

ハロウィンというと思い出すのが、この本。

魔女ファミリー

魔女ファミリー

わたしが読んだのは、今はサブタイトルとなってる「ガラス山の魔女たち」という題名だった昔の版。(原題は The WITCH FAMILY のようなので直訳は「魔女ファミリー」で正しいんだけど。昔は本も映画も邦題に情緒があったよなぁ)
今は夏が終わると街がハロウィングッズやディスプレイで埋め尽くされるし、パーティーをやる人達もいるみたいだけど。わたしがこの本を読んだ30ウン年前の日本では、ポピュラーな行事では無かったんだよね。それだけにこの本で読む万世節とかハロウィンの仮装とかが、おとぎの国の話のように思えたっけ。
ガラス山にすむお婆さん魔女、少女の魔女、赤ちゃん魔女と、普通の街に住む普通の少女の世界が交錯する様や、二つの世界を行き来するマルハナバチのマルチは、本当に魔法の国の話なんだけど、それだけでなく欧米の普通の女の子の暮らし自体が憧れだった昔。
「ハロウィン」という言葉からは、そんな昔を思い出してちょっとキュンとする。
そういえば、少女の魔女は「魔女の学校」の劣等生だったような。ハリポタは観ても読んでもいないけど、魔法の学校と聞いて思い出したのもこの本だったなぁ。


子供の頃に持っていた本は、いつの間にか無くなっちゃったけど、また読んでみたいな。‥‥買っちゃおうかな。でも、あの頃と同じ気持ちになれなかったら悲しい気もするから、思い出として置いておいた方がいいのかな。