新週刊フジテレビ批評

テレビをつけっぱなしにしていたら、新週刊フジテレビ批評のCritiqueTALKというコーナーの「フィギュアから観るオリンピック放送・報道」っていうのに本田くんが出てきた。（って、なんて時間に起きてるんだか‥‥）
フィギュアは選手の顔がアップで映るし、選手一人一人が役者で一つの作品を作り、キスアンドクライで素の部分も見られる、もっともテレビ的なスポーツだというのが本田くんの意見。それをいいことに、NHK以外はうまく編集しすぎてるとは思うけど、これだけフィギュアが放映されるのは嬉しいことだね。
五輪に2回出てる本田くんの「選手にとってオリンピックのマークの上で滑るというのは特別なこと」という言葉は、心に伝わるものがあるなぁ。ソルトレイクの時には、世界選手権も5位でメダルを獲れる可能性が低い自分が「メダル候補」と報道されることに違和感を感じていて、SPで2位になってしまったらまわりが浮き立って、考えないようにしてもソワソワ感が伝わってきたと。経験者だけあって、選手のことが心配なんだろうね。とにかくメダルではなく「選手のベストな演技」を観たいと強調してた。
テレビに対する要望としても、メダルメダルではなく選手の「気持ち」を伝えてほしいと。それだけ自分の気持ちは伝えてもらえなかったと感じてるんだろうなぁ。視聴者への要望も膝の手術をして復帰した高橋くんとか、GPファイナルに出られなかった真央ちゃんの「ドラマ」を応援して欲しいと。うんうん、そうだよね。ホントにそう思うよ。確かに、高橋くんにも真央ちゃんにもメダルを期待しちゃうのは事実だけど、それは何故かというと頑張ってきたのを知ってるから。そうではなく表面だけ情報だけで騒いでるマスコミや野次馬は黙れ！と思うよ。観てるだけのわたしでも思うんだから、当事者からしたらホントに強く思ってるよね。
あ、ジャンプを見分けるのは難しいから「何回転回ってる」とか「あ、回転早いなと」と思って観てくれればと言ってくれて、ちょっと安心(笑)　さすがにアクセルはわかるけど、それ以外のジャンプの種類は区別がつかないんだよ。細かいことより全体的なものを楽しみたいと思って、覚えようとしてないとこもあるんだけど。
解説で気をつけてるのは、選手のメンタルをできるだけ伝えたいと。うーん、残念ながらまだそんなには伝え切れてないかなぁ。わたしが受け取ろうとしてないだけなのかな。お互い、もっと頑張りましょう。
とにかく。引退直後よりも身体も締まったし、解説もわかりやすくなってきたし、これからもフィギュアのために頑張ってね。応援してます。