Teruchanち

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咲くやこの花 #4 嵐吹く

咲くやこの花 | 土曜時代劇
かるた腕競べ深川の部は、こいとしのが勝ち進んで一週間後に直接対決。試合を見守るご近所さんの中に由良。こいは由良と話をしてるところを、しのに見られて「誰?」と訊かれる。母親に言わないでと頼むこいに「いつも意地悪する訳じゃない。恋する乙女の気持ちを踏みにじったりしない。」と言う、しの。
腕競べでこいを見染めた百敷屋の若旦那・順軒@内田滋がやってきて、そめは大喜び。しのは奉公に行っていた時から、順軒に憧れていたのに顔も覚えてもらっていなかったことにショックを受けて、そめに「ダメよ、おこいには好きな人が居るんだから」と言いつける。浪人なんかダメだと反対するそめと、言い合いになったこいは家を飛び出して、由良の元へ。
「由良に出逢わなかったら、私は今ものっぺらぼうのままだった。」という、こいの気持ちは理解できるなぁ。でもいきなり「ここに置いてくれ」「お慕いしております」は性急すぎるぞ。
由良は「私はお前と生きる気はない」と雨の中、こいを家の外に放り出す。たぶん、こいを憎からず思ってるんだけど、自分は仇討を考えている身だからわざとツラく当たるんだろうなぁ。
そめは、雨に濡れて帰ってきたこいを「胸の痛みはいつか忘れて、誰か他の人を好きになる日が来るよ」と優しく抱きしめる。自分も、信助にフラれて泣いたことがあるけど、こいの父親と結婚して幸せになったから。でもそんな未来の話をされても、今の傷は癒えないよね。
順軒の「君がため漬物屋に来て若菜買う 我が衣出に銭はたんまり」って替歌、ひどかったなぁ。なのにすっごく得意げ(笑)
おこいちゃんはカワイイ。適度に痩せてないところも、庶民的でマル。でも由良には、いまだに違和感が‥‥。