ヤマトナデシコ七変化 #3 愛…？

TBS 金曜ドラマ「ヤマトナデシコ七変化」
ストーカー軍団に捉えられたスナコは、レアものドクログッズで買収されて「まぁ偶然、お友達とバッタリ」作戦を決行。雪之丞を買い物に連れ出してストーカー@鈴木美恵とバッタリ、大学で武長のストーカー@奥田恵梨華とバッタリ、バーで蘭丸のストーカー@伊藤麻実子とバッタリ。作戦に気づいて何処へも行かないという恭平には、そう言うと思ったとまりを家に呼ぶ。武長にチョッカイを出していると文句を言いに来た笠原乃依@神戸蘭子が、恭平とスナコは「キスしちゃった仲」とバラし、記憶の無かったスナコ（と、まり）はショックを受ける。
ヒロシくん達に「眩しい生き物とキスをしたの？」と訊かれてスナコは段ボールに閉じこもるけど、恭平の「安心しろ愛は入ってないから」という言葉で復活。おでんと刺し盛りとおろしトンカツと炊き込みご飯という超豪華夕食を作る。
物陰に隠れていたまりは納得がいかず、ヒロシくんを誘拐。スナコは半狂乱になって探しに出て、埼玉で行き倒れ。
スナコの靴ずれの手当てをしながら「ヒロシくんが大切なのもわかるけど、僕らの言葉も聞いて」と言う雪之丞。テゴちゃんの演技は相変わらずだけど、この役には合ってるかも。内メンバーはイマイチ影が薄い。宮尾俊太郎は大学生には見えない‥‥。
夜中にベッドを抜け出してヒロシくんを探しに出ようとしたスナコを止めた時、その顔に涙があるのを見た恭平は思わずスナコを抱きよせる。「おまえいい加減にしろよ、ヒロシが絆創膏貼ってくれるか？おかゆ作ってくれるか？ちゃんと食ってちゃんと寝ろ。愛とかわかんねぇけど、俺たちだってお前のことスゲー思ってんだよ。少しは俺たち頼れよ。」と。いつの間に「スゲー思う」程の仲になったんだか。でもその言葉は届いたらしく、それまでは何も目に入らず眩しがることも無かったスナコが、恭平の顔を見て「まぶしー！」と復活。
まりはスナコに、ヒロシくんを恭平に取りに来させろと言ったけど、知り合いなら自分で話した方がいいと突っぱねるスナコ。ヒロシがどうなってもいいのかと脅していると恭平がやってきて、取りに行くと宣言。（ここでスナコがどうしてヒロシくんより恭平を選ぶのかは不明。ってか辻褄合わない）
そしてまりの家。9年間料理教室に通って鍛えた腕を奮ってスナコに張り合うまり。料理を食べ終わると、次は‥‥。スナコと愛の無いキスをしたなら、自分とも出来るだろうと迫る。恭平は観念してキスをしようとするけど、おばちゃんの「誰の中にも本当の愛はきっとある」という言葉を思い出して、できなかった。
自分の好きな食べ物を知ってても、子供の頃になりたかったものや、どんな時に嬉しいか、どんな時にムカつくかというホントの自分を知らないのに、好きと言われても納得ができない。顔が好きっていうのも愛じゃない。別に俺自身を好きな訳じゃない。
昔はまっすぐに人を好きになってたけど、今は好きの気持ちの前に仕事や年齢や結婚とか色んなことが気になって、どうやって人を愛していいかわからないという、まり。そこまでは判る。でも、だからってストーカーになるのは、おかしいだろー。
そこに窓から現れた（マンションの！）スナコ。それからはお決まりの恭平とのバトル。「お前なんかなスナコじゃなくて、ブをつけてブスナコだ！」←この台詞は初回で言って欲しかったよ。最初はブスナコっていうのが聞き取れなかったんだよ。
ま、そんなこんなで一件落着。ところで恭平って海老好きだっけ？　まりが作った「好きなものばかりでしょ」という料理は、「I LOVE KYOHEI」と書かれたオムレツに、エビのカクテル、伊勢海老のテルミドール、海老フライに海老チャーハンだったけど。
なんか、しっかりあらすじ書いちゃったよ。今回は無駄にスナコのお姫様だっことか、まりにキス寸前とか、カメちゃんファン大喜びなシーン続出。恭平は「愛の無いキス」をキッカケにスナコに傾いているようだし、さぞ気を揉んでいることでしょう。全体的雰囲気はやっぱり「あたしんち」かな、みんなで協力して‥‥って感じが。冷たくしてるのに気になってきちゃうという点は「野ブタ」的。今回はスナコはカワイクならなかったけど、全部終わって七変化の予定なの？
間に入るCM、ガーナとヤマナデ（って略すんだ？）のコラボCMはいいとして、マキアージュの新しいCMがちょっとなー。これはこの番組に限らないけど。資生堂ともあろう会社が、なんで今まで築きあげてきたブランドイメージを全部捨て去るようなタレント選択をしたかなぁ。ほとんどメイクをしないのにいくつか持ってるんだけど、使う気が無くなったよなぁ‥‥。